カラダもココロもぬっくぬく!
秋冬に向かってどんどん寒くなり、体の冷えが気になる季節。
お風呂にゆっくり入って、しっかり体を温めませんか?
今回は意外と知らない基本の入浴法やおすすめの部分入浴をご紹介します。
入浴の大切さ
いちばんのポイントは 体温が上がること
一日の汚れを落とすための入浴。でも、本当に注意したいのは
湯ぶねにつかって温度を上げること!体温が上がると、血行がよくなったり、汗をかいたりと、体にうれしいメリットが♪
さらに、そのあとの入眠に向かって、リラックスすることができます。
そうはいっても、湯ぶねにつかってじっとしているのは、ちょっと大変・・・。
そこでオススメなのが、好きな香りの石けんや保湿効果を高める
入浴剤など、お風呂で楽しめるグッズを取り入れると、
リラックスして入れて良いですよ。
基本的な入浴
温度は40℃を基準に、好みに合わせて
毎日湯ぶねにつかっている人でも、体がきちんと温まるまで入浴できている人は、意外と少ないんです。
その日の体調や個人差もありますが、顔などから汗が出ると、体が温まってきたサイン。
まずは、体温を1℃上げることを目標にしてお風呂の前後で体温を測ってみるのも良いかもしれません。
「忙しいからシャワーだけ・・・」なんて言わず、お風呂でひと汗かくと気分もすっきりして夜も眠りにつきやすくなりますよ。
●お湯の温度➪40±1℃
お湯の量➪わきの下ぐらいを目安に
時間➪10~15分
●寒がりの人は・・・
時間➪15~20分
●暑がりの人は・・・
お湯の温度➪38~39℃
お湯の量➪みぞおちくらい
時間➪20~30分
悩み別!部分浴とプラスケア
手軽にできる部分浴は気分転換にもおすすめ
「体の冷えが取れない・・」「肩こりがつらい・・」など、悩みがある人は症状に合わせた部分浴を試してみるのもおすすめです。
また、「入浴してもすぐ湯ざめしてしまう・・」という人は入浴後に、手足に『かけ水』をすると、温まった体温の熱が手足から放出してしまうのを防いでくれますよ。
●上半身のだるさや肩こりに 手湯
なかなか取れない上半身の疲れや肩こりの方におすすめ!
42℃くらいのお湯に両手の手首までつけて10~15分温めるだけ。
●冷えや疲れ、脚のむくみに 足湯
温泉地などに行くと必ずあって入りたくなる足湯。
42~43℃のお湯にくるぶしくらいまで入る深さで約20分くらい温めると冷えが落ち着きますよ♪むくみが気になる人は、ひざ下まで温めると◎
入浴の注意とポイント
体調はもちろん、浴室などの温度差にも気を付けて
入浴は手軽な健康法のひとつではありますが、場合によっては体に負担をかけてしまうことも。お風呂に入るタイミングや体調に気をつけて無理せず行うことが大切です。
あと、脱衣所と浴室、浴室内と浴槽のお湯などの温度差に要注意!
温度差が20℃以上になると危険といわれていて、「ヒートショック」と呼ばれる事故は、高齢者だけではなく、何方でもなり得ることなので、脱衣所に暖房器具を置いたり、湯ぶねに入るまえにかけ湯をしてから入るようにするなど心がけましょう。
これから寒くなってくる季節・・ちょうどいい温度のお湯に浸かると、体の緊張もほぐれてくれます。
筋肉が弛緩し、圧迫されていた血管が開放され、血液循環がよくなります。
これによって「疲れ」が取れます。
体中の滞っていた老廃物が流れてくれます。
湯ぶねにつかると良いことばかりですね♡
皆さんも湯ぶねにつかって一日の疲れをとってからお休みになってくださいね。
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