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  • 「汗」と「臭い」に負けない体調管理の仕方

  • 節電などの影響で暑さとの戦いを余儀なくされている方もいらっしゃると思います。
    汗と臭いとの戦いが例年以上にヒートアップする今夏。食生活などの改善で汗に含まれる臭い物質を抑えたり、効果的に体温を調整する仕方をいくつかご紹介させていただきます。

    夜、一日分の汗をお風呂でリセットしても、朝になるとベタベタ…。どう対処すれば?

    「人間は温度を下げないと眠りにつくことができません。入浴で体温が上昇した直後に寝ると、その分余計に汗をかくことに。最低でも1時間前に入浴をすませて。その際は肩までお湯につかると汗が蒸発しないので、半身浴がオススメ。その時に一つまみの自然塩を入れると汗が出やすい状態に。また、コップ1杯のお酢を入れると肌を弱酸性に保ち雑菌の繁殖を抑えられます。また入浴後すぐにエアコンの効いた部屋に行くのはNG。ミネラル炭酸水やリンゴ酢、黒酢などを飲みながらゆっくり体温を下げて、下がった状態で眠りにつきましょう。氷枕などを利用して頭周りを冷やして脳温を下げることで寝汗対策につながります。また汗は圧迫した部分の反対側から出る性質が。固めの敷布団を選び胸やお腹側からしっかり汗をかく。出た汗は、通気性の良いウエアと掛け布団でしっかり蒸発させる。という睡眠環境を整えて。柔らかすぎる敷布団では、汗が蒸発しにくい背中側も発汗し、湿気がこもってしまい臭いや肌荒れの原因に。」

    一歩屋外に出るとダラダラ流れる汗。我慢するしかない?

    寒い場所と暑い場所を急に移動すると、「汗腺疲労」がおき、大粒の汗がどっと出ます。外出15分前くらいからエアコンを切って屋外に近い気温に体を慣らしておいたり、外出先から戻る際は、玄関先の日陰で2~3分休憩してから空調の効いた室内に入るなど、汗腺の"ならし運転"で汗のかき方が変わります。また額や首筋など脳に近いところを冷やすことで体温上昇や汗を抑えられます。それでも出てしまった汗は出てから1時間以内にふき取ることで悪臭に変わるのを防げます。

    頭皮や髪のケアについて

    頭皮は皮脂腺が発達している場所なので、皮脂が汗と混ざって臭いの原因に。さらに、髪には周囲の臭いを吸収する性質があり、傷んでる髪ほど吸着しやすいです。ですので1日1回、優しく洗うことが大事です。また、髪は濡れていると出会う臭い全てを吸収してしまうので、出来れば夜にシャンプーをしてすぐにしっかり乾かすのが理想的です。朝シャンプーの方はしっかり乾かしてからお出かけになりましょう。また、まとめ髪は脳温を下げるのに効果的なので、ときどきほどいて空気を通し、ドライな状態を保つ良う心がけましょう。

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